ETCアンテナ配線破損  最近ではNinja1000などの車両には標準でETCユニットが搭載され、普及が進んでいるETC。  二輪車に搭載されるようになってからはしばらく経ちます。  料金所で停車し通行券を受け取ったり、料金を支払ったり。収納方法に制限の多い二輪車では料金所で時間がかかってしまいます。  ETCさえあれば、スムーズにゲートを通過でき、料金所で変に緊張して慌てる必要もありません。  20180528_160736.jpg  20180528_160703.jpg    しかし、そんな便利なETC。正常に稼働しないと、かなり恐ろしいことになります。  不具合が発生しゲートが開かない時、二輪車が通り抜ける隙間はありますが、少しでもズレようものなら転倒は免れません。  ギリギリ止まっても追突されたりしてしまうことが考えられます。危険です。    ETCのセットアップは専門のお店で行う必要がありますが、セットアップされた機器を車両に搭載するのはさほど難しい作業ではありません。  個人でネットショッピングで購入して取り付けたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。  電源はここから、アンテナはここに取り付けて、本体はここに。。。などと、二輪車は収納部分がとても少ないので設置や配線の場所はとてもとても考える必要が出てきてしまいます。  DSCN0222.JPG    配線はそれぞれの機器を接続する重要な役割があります。  本体に電源を供給する配線や、アンテナで送受信する信号線などがあります。一方、車両の方にはエンジンのような熱を帯びる部分もあれば、ハンドル周りなど動く部分もあります。  また、できる限り配線を見えなくして綺麗に収めたい場合などは、カウルの中を通し、隙間から配線を取り出したりなどを行います。  その時カウリングの召し合わせ部分にケーブルが噛んでしまったり、振動や動きで食い込んでしまったりなどで断線してしまうとETCが正常に機能せず、料金所でとてもとても怖い思いをしてしまいます。  DSCN0223.JPG    装着してそのままになってしまいがちな機器ですが、なにかのタイミングで配線は大丈夫かどうか確認してみてください。  隙間からの配線の取り出しはその部分で干渉しないように、断線しないようにしてください。