Ninja H2 Super Charger 川崎重工業(KHI)グループの持つ技術の粋を集め、ある意味作品とも云える「Ninja H2」 2015年の登場から毎年アップデートやグレード・モデルの追加を経て、2019年には231psになり発売されます。 クローズドコース仕様のNinja H2Rに至っては310ps(ラムエア加圧時326ps)というモンスター級。 そんな、ハイパワーを生み出しているパーツが「スーパーチャージャー」です。 駆動回転力によって燃料を圧縮しエンジンに送り込み、自然吸気以上の燃焼エネルギーを発生させハイパワーを生み出します。 今回はそのスーパーチャージャーの点検のお話。 DSCN0977.JPG DSCN0978.JPG 左の写真で奥に見えるのが、カバーを外して見えるようにしたスーパーチャージャーの回転翼。 この羽が高速で回転することで燃料を圧縮します。 右の写真は、その回転翼が回転する際に、どれだけクリアランスがあるかをマイクロゲージを使って測定しています。 高速で回転し続けることで高熱になるパーツ。 いくら精密に作ってもメンテナンスしていても、どうしても経年での磨耗を防ぐことはできません。ある意味消耗品的な面もあります。 DSCN0980.JPG レアなケースですが、スーパーチャージャーが破損するとその勢いて破損したパーツをエンジンに送り込みエンジンが一発で破壊されてしまうことも考えられます。 普段のメンテナンスで、外装を綺麗にするだけではなく、走る・止まる・曲がるといった安全面のメンテナンス。 そして、快適に永く乗り続けられるように外から見えない部分を少し気にしてみてください。メンテナンスについてはお店で伺います!