2018年08月07日(火)

ZX-14Rフロント周りメンテナンス

ZX-14Rフロント周りメンテナンス
 
 
整備で必ずチェックするステムベアリング。そしてそのほとんどが「要メンテナンス!」と、言っても過言ではないステムベアリング。
このZX-14Rも例外ではなく要メンテナンス状態でした。
 
 
フロント周りのカウル、ブレーキキャリパー、ホイールとフロントフォークまで順番に外すとステムに至ります。
 
 
シャフトを抜いて露呈したステムベアリング。
もう、ほとんどグリスが残っていません。劣化によって樹脂のようになってしまっているものもあります。
この状態だと、潤滑効果をもたらすグリスが切れていることで、ベアリングなどの金属の摩耗や、雨水などの水分の浸入を許し、錆などの腐食をおこしてしまいます。
 
 
ベアリングを取り外した状態。
劣化して変色したグリスの跡が残っています。
 
 
ステムシャフト側のベアリング。
劣化したグリスや汚れがあるのがわかります。
こちらは交換しておいた方が良さそうです。
 
 
フレーム側、上部・下部です。
汚れもさほど酷くなく、酷い打痕もなく腐食もほとんどありませんでした。
しっかり清掃します。
 
 
ベアリングを取り外し、しっかりと清掃。
こちらも綺麗ですね。
 
 
グリスとあふれんばかりに充填してベアリングを装着。
 
 
次はフロントブレーキのオーバーホールです。
全体的にブレーキダストが付着しています。
オーバーホールのため、ブレーキパッドも取り外し、分解・清掃・点検を行います。
 
 
ブレーキパッドを取り外し、キャリパーピストンツールでピストン回転させ裏側もしっかり清掃・メンテナンスを行います。
レーキダストだけでなく、油分・水分・汚れなどがこびり付いて錆が出てしまいがちです。
サビや汚れはピストン内部のシールを痛めてしまいブレーキの性能を悪化させてしまうので注意が必要です。
 
 
右がメンテナンス後、左がメンテナンス前のキャリパーピストンです。
ブレーキダストの付着具合で違いがはっきりわかります。
ダストは抵抗になりますので、スムーズな動きをしなくなってしまいます。
ブレーキは最も信頼性が必要となる「止まる」の動作に必要不可欠なパーツです。動きの変化に気をつけておきましょう。
 
 
ブレーキキャリパーのオーバーホールを行い、ブレーキオイルも交換します。違いは一目瞭然。
ブレーキオイルの劣化は期間や状況で変わってきます。乗っていなくても劣化はしてしまいます。
悲しいことに密閉されている容器の中に入っていても湿気の浸入で劣化してしまいます。

2018/08/07 21:00 | 整備日誌♪ | コメント(0) | トラックバック(60)

この記事のトラックバックURL:

トラックバック

この記事へのトラックバック:ZX-14Rフロント周りメンテナンス

コメント

  • 投稿されたコメントはありません。

コメントを投稿

メールアドレスは公開されません。
※印は必須入力です。

名前※
メールアドレス
URL
コメント※
画像認証※
※上の画像に表示されている英数字を入力してください